どうも、お久しぶりです。気づけばもう11月。
そして前回更新から3ヶ月という事実急に寒くなってきましたので、皆様体調にはお気をつけください。(ちなみに私は体調崩しました。)
さて、今回はとある動画(「Minecraft」 「大正浪漫」あたり)を見てから近代建築を撮りに行きたい欲に駆られ、2泊3日で山陰横断ツアーを組んだわけです。
とはいえ、代償として移動に時間の大半を使ってしまったり、日照時間の関係で泣く泣くパスしたポイントもあったり…
そんな反省と発見の2泊3日、まずは1日目です。
旅はここからスタート…というわけではないのですが、吉備SAです。最近山陽道で西に行くときの最初の休憩ポイントとして定着しつつあります。
今回は長距離ドライブとなるので家を6時頃に出て、現地にお昼前到着と予定してたんですが、諸事情で大幅に遅れて8時頃に出発。
その結果、吉備SAの時点で10時前に。ナビにもありますが、残りは250km以上、到着はお昼を越えてから…と最初っから計画が狂ってます。

さて、250kmをノンストップで走れば13時着とはじき出してくれたナビくんですが、そこは人間。生理現象というものがありまして…
ということで小谷SAで一旦休憩です。小腹も空きましたしね。まだ広島県内なのに「北九州方面」なんて表示があってちょっと旅気分。

さてさて、次は中国道安佐SAです。当初寄る予定は全くなかったのですが、ガソリンがちょっと…
高速で入れると高いので極力入れたくなかったんですが、そうも言ってられないので給油。
135円/Lだった…このへんまで来るとさすがに少し寒くなってきました。山の中なのもあると思いますが。

大朝ICで高速を降り、本日最初の目的地に向かって下道を走らせます。
途中で、道の駅 瑞穂に寄り道。特に用事があったわけではないんですが、屋根の赤い瓦に惹かれて思わず。
今後この赤い瓦を結構見ることになりますが、帰宅後に調べてみると「石州瓦」という石見地方独特の瓦(表面を釉薬で化粧した粘土瓦)とのこと。

道の駅を出て、何かと話題の三江線としばらく並走した後に、本日最初の目的地「石見銀山世界遺産センター」に到着。
家を出てから6時間、やっと到着です。日本は広いとは言いますが、いやホント遠かった…
あ、色潰れしてて見づらいとは思いますが、これも石州瓦です。

石見銀山地区は、景観保護の観点から自家用車の乗り入れが禁止されていますので、徒歩もしくはレンタサイクルで巡ることになります。
電動自転車だと700円/2時間しますが、借りて損はしないと思います。間歩まではずーっと上り坂ですしね。
ちなみに、電動自転車に乗るのは地味に初めてだったりしたんですが、漕ぎ出しのアシストがすっごい不自然でめっちゃ気持ち悪かったです…

ということで、龍源寺間歩(自転車置き場)に到着。ここからは徒歩で間歩を目指します。
石見銀山には、その歴史から数多くの間歩(要は坑道)がありますが、一般向けに公開されているのはこの龍源寺間歩だけになります。

自販機が木で出来てるー!?さすがJAPANだ!!!
というわけではなく、通常の自販機の上から木のガワを被せてるようです。景観保護もココまで行くとすごいですね…

入口でチケットを購入していよいよ間歩へ。詳しい説明は写真にぶん投げとくとして、料金がWAONで支払えることに驚きです。
というか、石見銀山地区の大半の観光施設でWAONが使えるようで、場所によっては「WAON割引」も…(実際ここも一般410円がWAON300円になってましたし。)

間歩の内部はこんな感じ。…といっても坑道なんで、石見銀山だろうがトンネル工事の作業坑だろうがそこまで変わるものではないと思いますが。
ただ、古いだけあってかなり狭いです。幅は普通に人がすれ違えるほどありますが、高さがちょっと…身長が無駄に180cm近くあるので、ほぼ終始若干かがんで進んでました。

龍源寺間歩の公開区間は、半分が江戸中期に掘られた本物の間歩(黄色い部分)。地質の変化や鉱脈についての説明があります。
そこから先は新坑道(青い部分)…なんですが、昭和63年開通なんで、これ多分公開に際して通路として掘ったものですよね…

実際、新坑道は(旧坑道に比べると)めちゃくちゃ幅が広く勾配もゆるいので、多少詳しい人ならすぐわかりそうな気がします。
ここまで来ちゃうと特に見るものもないです。一応説明板的なのはいくらか並んでますが…

出口に到着。龍源寺間歩は一方通行なので、ここから入ったり戻ったりすることはできません。
ぜんっぜん知らなかったんですが、石見銀山って世界遺産登録10周年だったんですね。

出口から自転車置き場に続く道を戻ってると、不思議なお店を発見。香り袋…要は香木のお店でした。
左下の看板のキャッチコピーが気になるところではありますが、生憎プレゼントする相手もいませんので素通り。

…と思ったのですが、ふと見るとこんな看板が。さっきのお店の店主さんが出してるようです。
こういうユーモアあふれる看板はもっと増えてもいいと思うんです(力説)。それはそうとして、なんで餌をあげると絶滅するんでしょうか…

河童を過ぎて歩いてると、神社を発見。今回の旅行は新規に導入した「EF-S 24mm F2.8 STM」のテストも兼ねてたので、思いっきり開放(F2.8)にして撮影。
…F値って大事なんだなぁって実感しました。明るくなるのもそうですけど、ここまで背景ボケるんですね…(圧縮してるので若干わかりにくくなってますが)
登ってみようかと思ったのですが、時間の都合で泣く泣く断念。次に行くことがあればぜひ登ってみたいところです。

さて、今回はココまで。半分ぐらいSAの話だった気がしますがそれは置いといて。
龍源寺間歩、結構面白かったですよ。自転車代と合わせると1000円ほどしますけども。
あぁあと、人の少ない平日に行くのがいいと思います。あの狭い旧坑道で人が多いとか、見るもの見れないですからね…
次回は石見銀山のもう一つの顔、大森地区と…どこかです。冒頭の動画を見つけ出して見ていただければ大体予想はできるかな…と。
まぁそこまで離れてない場所です。ヒントは初見じゃ読めない土地…ですかね。
ではまた次の更新で!
次回分までは現像終わってるからすぐに上がると…思い…
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- 2016/11/12(土) 10:01:22|
- 遠征・取材
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